ヒトとコトと

商品に携わる人と想い、伝えます。

コープとよつ葉乳業の“重なる想い”で、お届けしつづけました。コープデリに今日もあるある♪「よつ葉バター」。

料理に、お菓子に、パンに塗って、と使い方はたくさん。フワッと香る独特な香りとコクで「おいしさ」をプラスしてくれるバター。私たちの食生活には欠かせない食材です。
2012年頃には原料不足や輸入制限などのため、品薄状態が続きましたが、コープデリでは欠品することなくお届けし続けています。そこにはコープとよつ葉乳業の「できるだけ多くの組合員さんの“欲しい”にこたえたい」という強い想いがありました。

組合員さんにバターを届けたい。

コープとバターの歴史は長く、1960年に発売したコープ商品第1号が「CO・OP生協バター」でした。
当時は様々なものが大きな製造・販売網を持った大手メーカーに価格の決定権が委ねられ、消費者はその価格を受け入れるしかありませんでした。バターもそのひとつで、コープが組合員セールなどメーカーの管理価格より安くしようとすると、仕入れを停止されたり、仕入れ数量が減らされたりすることもあり、やがて仕入れが困難になりました。
コープが新しくバターの仕入先を探していたところ、全国酪農業協同組合連合会(以下、全酪連)という酪農家の組織からバターの仕入れができるようになりました。以前からコープは全酪連と協力しあって牛乳の供給を行うなど、酪農家たちと深い関係を築いていたのです。供給し始めた頃は「全酪バター」という商品名でしたが、1年後の1960年に、コープロゴを入れた独自ブランドの「CO・OP生協バター」が誕生しました。

酪農家の未来を守りたい。

一方で酪農家も、生乳の価格を大手メーカー主導で決められてしまう弱い立場におかれていました。
「より良い牛乳・乳製品を消費者にお届けしたい。そのためにも酪農経営を安定させたい」という想いを抱えた北海道十勝の酪農家が立ち上がり、十勝管内の8つの農協は自分たちの手で牛乳の製造・販売を行うようになります。こうして1967年に設立されたのが北海道協同乳業株式会社、後のよつ葉乳業株式会社(以下、よつ葉乳業)です。

設立当時の北海道協同乳業株式会社(後のよつ葉乳業)

「組合員さんの想いを叶えたいコープ」と「酪農家の想いを叶えたいよつ葉乳業」。それぞれ立場は違いますが、根底にある「消費者に届けたい」という想いは一緒。互いに応援しあうように取引がはじまり、コープとよつ葉乳業は深い信頼関係を築きはじめました。

限られた量のバターを、
みんなで分けあって。

時は流れて、2000年代に入り、原料不足などで世の中はバター不足になりました。
「組合員さんに届けたい」と同じ想いを持つコープとよつ葉乳業は、この時も互いに応援し合い、困難を乗り越えます。
よつ葉乳業では、限られた原料でいかに多くの人にバターを供給できるかを考え、今まで200gだった規格を150gに変更。これは、工場の機械を新しくするほどの大掛かりなことでした。
コープでは、そのバターを少しずつでもみんなで分けあうことで、各家庭に行き渡るように、一人当たりの注文点数の制限を設けました。
そして、組合員さんのご理解、ご協力があり、限られた量のバターをお届けし続けることができました。

十勝の大自然が育んだ
ミルクの味わいとコクが生きた、
贅沢な風味。

北海道十勝の自然環境は牛を育てるのに適しています。冷涼低湿の気候と良質な土壌が良い牧草を育むことや、夏場も涼しく牛が夏バテをしづらいこと、土地が広いことなど、条件が揃っているからです。よい環境で育った牛はストレスが少なくのびのび元気に育ち、乳量も安定します。
バターは、生乳によって色や味が変わるため、「北海道よつ葉バター」は北海道の中でも十勝産の生乳にこだわっているのです。

ミルクの味わいとコクを感じられる贅沢な風味の「北海道よつ葉バター」をぜひ、お楽しみください。