ヒトとコトと

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国産原材料にこだわり、化学調味料・卵・乳不使用で作った「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」このコロッケなら、家族“みんなで”食べられるね。国産原材料にこだわり、化学調味料・卵・乳不使用で作った「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」このコロッケなら、家族“みんなで”食べられるね。

2017年5月に登場した「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」は、以前発売していた「CO・OP衣サクサク北海道牛肉のコロッケ」という商品を元に作られました。
「もっと組合員さんに愛されるコロッケにしたい」という想いから、国産原材料にこだわり、中でもじゃがいもは、コープの産直産地であるJAようてい管内で収穫された男爵いもに限定。その他にも、化学調味料不使用、アレルゲンに配慮して卵・乳不使用など、たくさんのこだわりが加わって、生まれ変わりました。

「もっと組合員さんに
愛されるコロッケにしたい」。

「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」の元となる「CO・OP衣サクサク北海道牛肉のコロッケ」は、おいしいという声が届いているのですが、ご注文いただく数は少ない商品でした。味以外のところに改善すべき点があるのではと考え、「せっかくおいしいと言っていただけるのだから、もっと愛されるコロッケにしたい」と改めて開発を行うことになりました。

「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」を改めて開発する元となった「CO・OP衣サクサク北海道牛肉のコロッケ」

そして、このコロッケの開発をコープデリとともに担当したのは、サンマルコ食品株式会社(以下、サンマルコ)の久保友香理さん。開発の話が持ち上がった2016年5月当時、なんと入社してひと月の新入社員でした。「食べることが好きなんです!」と話す久保さんは、大学時代も食品の研究をし、休日もスーパーや百貨店のお惣菜売り場をついつい観察してしまうほど。
「そんな食品への愛が深い久保さんだから、1年目から任せたかった」とサンマルコの社員の方々は話します。工場の初回生産日には「小さなお鍋で何度も試作を重ねていたコロッケが今日、工場の大きな設備で製造される様子を見たらホッとしました」と笑顔を浮かべていました。

サンマルコ食品株式会社 マーケティング本部 開発部 第一開発室 久保友香理さん

この笑顔の裏には、約一年にも渡る開発期間がありました。この間、コープデリの開発担当者と久保さんをはじめとするサンマルコの開発担当者は、「どんなコロッケにすれば組合員さんにもっと愛されるのか」を考え、互いに提案とその実現に向けて試行錯誤を繰り返しました。

家族のかたちに合わせた
サイズと量。

「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」は、油で揚げるタイプのコロッケ。揚げたてのおいしさを家族で楽しんでいただきたいという想いから、サイズは夕食のおかずとして満足できる1個60gに。一袋あたりの量は、コープデリを利用していただいている組合員さんの家族構成を考慮して、一度で食べきれる6個入りにしました。

「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」は、油で揚げて調理するタイプ。家族で夕食に食べられるちょうど良いサイズ・個数を目指しました

国産原材料へのこだわり。
じゃがいもは産直男爵いも100%。

「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」は、組合員さんにより安心して食べてもらうために、じゃがいも・牛肉・玉ねぎ、そしてパン粉の原材料である小麦粉までも国産原材料を使用することに。中でも、じゃがいもはコープの産直産地のJAようてい管内で収穫された男爵いもに限定しました。

コープデリは、「顔の見える食材で」という組合員さんの想いに応えるとともに、コープと産地が一緒に商品づくりを行うことで生産者のくらしや未来の畑を守っていくため、「産直産地」の素材を使用した商品のラインナップを拡大中です。そこに「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」も仲間入りしました。

コープの「産直」とは

コープの「産直」とは、食の安全・安心の取り組みの一つです。商品の「おいしさ」、環境への「やさしさ」、そして生産者と組合員の「つながり」を大切に、生産から流通までの過程を明らかにしています。コープデリでは、これらの産直食材を原料とした商品「コープの産直」シリーズの開発や取り扱いを進めています。

JAようていの自然環境は、羊蹄山(ようていざん)から流れるミネラル豊富な湧き水や昼夜の寒暖差が大きいことなど、おいしいじゃがいもを育てるのに適しています。また、JAようていが所有する貯蔵庫が優れていることも良質な男爵いもを出荷できる要因のひとつ。

これまでも組合員さんから「おいしい」という声をいただいておりましたが、食材と日々向き合うサンマルコのみなさんも「JAようていの男爵いもはとにかくうまい!」とそのおいしさに魅了されるほど。だからこそ、そのおいしさを生かすための工夫を重ねました。

まず、工夫したのはダイスカットにしたじゃがいもを加えること。これによって、裏ごししたじゃがいもだけでは出せない、じゃがいも本来の食感と風味を楽しむことができるようになりました。そのダイスカットと裏ごしのどちらの良い部分も引き出せるように配合量の調整を何度も繰り返し、ベストなバランスを見つけました。
また、北海道産牛肉のうまみを楽しんでいただきながらも、男爵いもそのもののおいしさをしっかりと味わえるよう、余分な脂分を吸収してくれる役割をもつ細かくしたパン粉を具の中に加えるなどの工夫も行っています。

ダイスカットしたじゃがいもを加えたことで、じゃがいも本来の食感と風味を楽しむことができるようになりました

化学調味料不使用で
“もっとおいしく”に奮闘。

「いも本来の味を生かしたい」「使わずに済むものは使わずに作りたい」という想いから、化学調味料は不使用にすることにしました。
「アミノ酸を抜くということは難しいことではありません。しかし、元となる商品の味にご好評の声をいただいているということは、おいしさは“今まで通り”もしくは、“今まで以上”でなくてはなりません。うまみ成分であるアミノ酸を抜いて、それを実現するのはとても難しいことでした」と久保さんは語ります。
何度も試作を重ねた久保さんは、ある酵母エキスを用いて納得の味を作り出す方法を見つけました。しかし、上司の宮崎さんは「今までになかった味付けに驚きました。たいてい今までの経験の中から選んだり、コストを考えて自社に既にある調味料を使いますから。これじゃなきゃダメなのか?と思わず久保さんには聞いてしまいました」と当時の様子を話します。

サンマルコ食品株式会社 マーケティング本部 開発部 部長 宮崎博章さん

それでも「これじゃなきゃダメなんです。この味なんです」と話す久保さんに、強い意思を感じて納得したと言います。
一年目の久保さんだから成せる、前例のない商品づくりがそこにはあったのです。

食物アレルギーに配慮。
「卵・乳」不使用。

コロッケの完成が目前に近づいた頃、商品のことをあらためて見直したコープデリの開発担当者は「これだけこだわっているのだから、こだわれるところは一つ残らずこだわりたい。サイズや量を家族向きに考えているのだから、たまごや牛乳を入れないアレルギー対応にすれば、もっとたくさんの家族に食べてもらえるのでは」と考えました。
完成目前での、「バッター液(※)をたまごと牛乳不使用で作ることはできないか」というコープデリからの提案をサンマルコの担当者たちは二つ返事で快諾。「完成目前での提案には正直驚きましたが、無茶苦茶だとは思いませんでした。家族を想う商品づくりは我々も大賛成ですから」と語り、さらに「大変だけど、作れるっていう自信はあったんです」と続けます。
(※)バッター液とは、衣をつける際に使用する主に小麦粉・たまご・牛乳を混ぜた液体です。

サンマルコ食品株式会社 「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」開発・製造担当のみなさん

そのわけは、20年前にもサンマルコとコープデリの開発担当者が、アレルゲン対応のコロッケ作りを行っていたことにありました。当時、開発を担当したサンマルコの宮崎さんは「20年前はアレルゲン表示の義務すらなかったんです。その頃に試行錯誤しながら小麦粉と水でバッター液作りをしたノウハウがあったから、今回も同じように作ることができたんです」と話します。
このように長年一緒に商品作りを行ってきた積み重ねが、新商品作りに生かされているのです。

「CO・OP産直北海道産男爵で作った牛肉コロッケ」は、男爵いもの素材のおいしさが楽しめるのはもちろん、北海道産牛肉のうまみもしっかりと感じられるバランスのとれた味わいで1個あたり60g。味もサイズも夕食のメインとして満足できるコロッケです。
ぜひ、ご家族でお楽しみください。