ヒトとコトと

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無塩せきでつくる「CO・OPロースハム」発色剤を使わないハムって、うれしい。無塩せきでつくる「CO・OPロースハム」発色剤を使わないハムって、うれしい。

コープ商品とは、組合員さんの声にこたえコープが独自に開発したオリジナル商品のこと。40年以上も前に組合員さんの声から生まれ、今もなお支持され続けているコープ商品のひとつに「CO・OPロースハム」があります。
開発当時ではまだ珍しかった、不必要な添加物をできるだけ使わないロースハム。1970年代に誕生した後も、組合員さんからの声をもとに改良を重ねてきたコープの無塩せきハムには、「お肉本来の味が感じられる」と組合員さんからの声が届いています。

豚肉そのものの味と色。

「CO・OPロースハム」は、素材となる豚肉そのものの味と自然な色の「無塩せきハム」です。無塩せきとは、ハムやベーコン、ウインナーなどを製造する工程で、原料となる肉を調味液に漬け込む「塩せき」の際に、発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)を使用しないことを意味しています。通常、塩せきに使用する調味液には肉色を鮮やかにする発色剤や着色料が含まれますが、コープのロースハムには発色剤や着色料を使用していません。そのため、鮮やかなピンク色をした一般的なハムとは異なり、素材そのものの色をしています。

一般的なハムとの違いは、まだまだほかにもあります。たとえば、亜硝酸ナトリウムは原料の肉臭さを消し、ハムやウインナー独特のフレーバーを付ける効果がありますが、コープのロースハムは、豚肉本来の味をストレートに感じられる仕上がりになっています。また、リン酸塩などの結着剤を使っていないため身割れしやすいこともあり、厚めにスライスしているのも特長です。サンドイッチやサラダなど、ほかの食材と一緒に食べてもハムの存在感があるのはそのためです。

できる限りの商品改良をしながら、添加物に頼らない製品づくりをこの40年以上もの間、貫いてきました。その結果、「お肉本来の味がしっかり感じられておいしい」「添加物が少なくてうれしい」といった組合員さんからの声に支えられ、ロングセラーを続けています。

商品開発のきっかけは、
組合員さんの声でした。

現在、お届けしているコープの無塩せきハムの元となる商品が開発されたのは、1972年。日本は高度経済成長期のまっただ中でした。当時、くらしはどんどん豊かになり、食生活の多様化が進む中、さまざまな加工食品がスーパーなどで気軽に手に入るようになりました。日本はまさに食の大量生産、大量消費の時代に突入。それと同時に、食品添加物や環境汚染などを不安視する声もわき上がり始めました。

組合員さんの食卓にもその波は押し寄せていました。食への不安を抱く組合員さんから、「安心して口にできる食品を」という声が多く届いたことから、不必要な添加物をできるだけ使わない独自の商品づくりに着手。無塩せきハムの開発はその先駆けでした。発色剤も結着剤も保存料も使わないハムが開発された当時、「見映えが悪い」「はがしにくくボロボロと崩れる」「日持ちがしない」など、たくさんのお申し出が寄せられたのも事実です。改善策を取りながら、不必要な添加物はできるだけ使わないで欲しいという組合員さんの声に支えられ、無塩せきハムをつくり続けてきました。今では、ウインナーやベーコンなど、コープの無塩せきシリーズがたくさん登場しています。

コープの無塩せきシリーズの一例

コープの無塩せきシリーズの一例

宅配だからできること。

無塩せきハムをつくり続けるには、乗り越えなければならないいくつもの壁があります。保存料を使用しない分、賞味期限が短く、流通段階での商品管理が難しくなることもそのひとつ。無塩せきで製造されたハムやソーセージを一般的なスーパーの店頭に置く場合、たくさんの売れ残りが出てしまうと、そのコストを価格に反映せざるを得ません。その点、コープデリでは毎回の注文量が見込めるため計画的に製造し、家庭にお届けすることができます。

「CO・OPロースハム」工場でのスライスから包装への製造工程。計画的に製造・お届けをしています。

「CO・OPロースハム」工場でのスライスから包装への製造工程。計画的に製造・お届けをしています。

ムダな製造や在庫を極力省くことができるので、価格も安く抑えることができています。
こうした無塩せきハムのように、コープには組合員さんの声によって誕生する商品がたくさんあります。そして、その商品を守り続けているのもやはり、組合員さんの声にほかなりません。