だからこの色なんだね。

発色剤を使わずに作った
無塩せきの
「CO・OPロースハム」
CO・OPロースハム

コープ商品とは、組合員さんの声に応えコープが独自に開発したオリジナル商品のこと。「CO・OPロースハム」もその中のひとつ。50年以上も前に組合員さんの声から生まれ、今もなお支持され続けています。

厚めスライスだから楽しめる
ハムの存在感

厚めスライスだから楽しめるハムの存在感

「CO・OPロースハム」は、素材の自然な色の「無塩せきハム」です。無塩せきとは、ハムやベーコン、ウインナーなどを製造する工程で、原料となる肉を調味液に漬け込む「塩せき」の際に、発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)を使用しないことを意味しています。通常、塩せきに使用する調味液には肉色を鮮やかにする発色剤が含まれますが、コープのロースハムには発色剤を使用していません。そのため、鮮やかなピンク色をした一般的なハムとは異なり、素材そのものの色をしています。

また、リン酸塩などの結着剤を使っていないため身割れしやすいこともあり、厚めにスライスしているのも特長です。サンドイッチやサラダなど、ほかの食材と一緒に食べてもハムの存在感があるのはそのためです。

「CO・OPロースハム」を使った料理

使わずに済む添加物はできるだけ使わない製品づくりをこの50年以上もの間、貫いてきました。その結果、「お肉本来の味がしっかり感じられておいしい」「添加物が少なくてうれしい」といった組合員さんからの声に支えられ、ロングセラーを続けています。

商品開発のきっかけは、
組合員さんの声でした

現在、お届けしているコープの無塩せきハムの元となる商品が開発されたのは、1972年。日本は高度経済成長期のまっただ中でした。当時、くらしはどんどん豊かになり、食生活の多様化が進む中、さまざまな加工食品がスーパーなどで気軽に手に入るようになりました。日本はまさに食の大量生産、大量消費の時代に突入。それと同時に、食品添加物や環境汚染などを不安視する声もわき上がり始めました。

組合員さんの食卓にもその波は押し寄せていました。食への不安を抱く組合員さんから、「安心して口にできる食品を」という声が多く届いたことから、使わずに済む添加物はできるだけ使わない独自の商品づくりに着手。無塩せきハムの開発はその先駆けでした。発色剤も結着剤も保存料も使わないハムが開発された当時、「見映えが悪い」「はがしにくくボロボロと崩れる」「日持ちがしない」など、たくさんのお申し出が寄せられたのも事実です。改善策を取りながら、使わずに済む添加物はできるだけ使わないでほしいという組合員さんの声に支えられ、無塩せきハムを作り続けてきました。今では、ウインナーやベーコンなど、コープの無塩せきシリーズがたくさん登場しています。

コープの無塩せきシリーズの一例

コープの無塩せきシリーズの一例

宅配だからできること

無塩せきハムを作り続けるには、乗り越えなければならないいくつもの壁があります。保存料を使用しない分、賞味期限が短く、流通段階での商品管理が難しくなることもそのひとつ。無塩せきで製造されたハムやソーセージを一般的なスーパーの店頭に置く場合、たくさんの売れ残りが出てしまうと、そのコストを価格に反映せざるを得ません。その点、コープデリ宅配では毎回の注文量が見込めるため計画的に製造し、家庭にお届けすることができます。

「CO・OPロースハム」工場でのスライスから包装への製造工程。計画的に製造・お届けをしています。

「CO・OPロースハム」工場でのスライスから包装への製造工程。計画的に製造・お届けをしています。

ムダな製造や在庫を極力省くことができるので、価格も安く抑えることができています。 こうした無塩せきハムのように、コープには組合員さんの声によって誕生する商品がたくさんあります。そして、その商品を守り続けているのもやはり、組合員さんの声にほかなりません。

組合員さんの声

久しぶりにおいしいハムを食べました。肉感、塩気がちょうど良く、あれこれせずに、そのままいただくのが一番おいしかったです! 組合員さんの声1
おいしいハムで大好きです。無塩せきハムは、スーパーじゃなかなか買えないので助かります。サンドイッチやサラダにすると、他のハムとの味の違いがかなり出ます。おいしい惣菜を作りたいときは、このハムを選びます。 組合員さんの声2
おいしいです。ハムサンドで食べましたが、家族みんながいつものハムと違うことにすぐに気づき、おいしいと喜んでいました。こんなに、味が違うなんて。他のハムは買えなくなりそうです。 組合員さんの声3