晩ごはんに主役をはれちゃう、このボリューム感っ!

手作りのような食感を
出した
サクサク衣の
レンジコロッケ
コープ レンジで手作り風牛肉コロッケ

庶民の味として食卓に上ることも多いコロッケですが、夕食のおかずに「コロッケ食べたい!」とリクエストがあっても、いちから作るのは結構手間がかかってしまいます。そこで「もっと手軽に食べられて、まるで手作りしたような味わいのコロッケを組合員さんにご提供したい」と、登場したのが「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」。レンジ調理でもサクサクの衣、ごろっとしたじゃがいもの食感、そして夕食にうれしいボリューム感が特徴のコープクオリティ商品です。

あつあつコロッケ、
手間なくすぐに食べられたらいいな

あつあつコロッケ、手間なくすぐに食べられたらいいな。

自分で作るとなるとかなり面倒なコロッケ。じゃがいもをゆでてつぶし、ひき肉や玉ねぎなどの具材を炒め、それを混ぜ合わせてタネを作り、成形したものに小麦粉、たまご液、パン粉をつけて、油で揚げる。ここまでで、ざっと1時間以上はかかってしまいます。子どもに「今日の晩ごはんは、コロッケがいいな!」とリクエストされてもすぐに作るのは、ちょっとたいへん。「手軽に食べられて、晩ごはんのおかずになるようなボリューム感のある、リッチな味わいのコロッケがあったらいいな」。そんな組合員さんの声にお応えする商品としてコープデリに登場したのが、「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」です。

「レンジで温めるだけで、まるで揚げたてのようなサクサクの衣が楽しめること」、「手作りのようなごろっとしたじゃがいもの食感があること」、「厚みもボリュームもあって、しっかり満足感が得られること」、この3点にこだわって開発された商品には、このコロッケの製造元である株式会社ニチレイフーズ(以下、ニチレイフーズ)の技術が活かされています。

「手作り感のある
コロッケを目指しました」

株式会社ニチレイフーズ 大西利宗さん(2017年4月当時)

株式会社ニチレイフーズ 大西利宗さん(2017年4月当時)

「“夕食のおかず”としても使える。ということがポイントでした。ある程度のサイズと、組合員さんが自信をもって夕食としてご家族に出すことができる品質=手作り感、が必要と考えました」と話すのは、この商品の製造元であるニチレイフーズの大西利宗さん。

もともとはニチレイフーズのナショナルブランドとして展開されていた原型となった商品があり、それをコープ商品としてあらためて開発することに。そのときに目指したのは、家庭で作ったようなコロッケだったと振り返ります。

左)裏ごししたじゃがいも 右)サイコロ状にカットしたじゃがいも

左)裏ごししたじゃがいも 右)サイコロ状にカットしたじゃがいも

まず工夫したのは、じゃがいもの食感。市販のコロッケの多くは、裏ごししたじゃがいものみを使うのが一般的ですが、このコロッケには、裏ごしいもとサイコロ状にカットしたいもの2種類が使われています。「手作りコロッケのようなじゃがいもの固形感を出すためにダイスカットポテトのサイズにこだわりました。大きすぎると成型機でうまく形にすることができず、小さくカットしすぎるとじゃがいもの固形感を感じることができなくなってしまうので、微調整を繰り返しました」と大西さん。

約2カ月かけて試作を繰り返し、双方の条件を満たすダイスカット状のじゃがいものサイズが決められました。ほくほく感のある男爵いもを裏ごしに、煮崩れしにくいトヨシロ種などのじゃがいもを約7mm角にカットして混ぜることで、なめらかな舌触りの中にじゃがいものホロっとした食感が残る、粗つぶし風の食感が実現しました。

じゃがいもの産地としても知られる北海道十勝地方・士幌町にある「株式会社北海道フーズ」

じゃがいもの産地としても知られる北海道十勝地方・士幌町にある「株式会社北海道フーズ」

北海道産じゃがいもを100%使用している「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」の製造を請け負っている生産工場は、じゃがいもの産地としても知られている北海道十勝地方・士幌町にある「株式会社北海道フーズ」(以下、北海道フーズ)です。産地という立地を生かし、収穫されたじゃがいもは、最適な状態で低温貯蔵されています。貯蔵庫があるのは、工場のすぐ隣。しっかり温度管理され、貯蔵されていた北海道産のじゃがいもをコロッケの原料として使用しているのです。

じゃがいもに加える具材は、牛ひき肉と玉ねぎ。牛肉と相性のいいラードを使い、うまみとコクを引き出しています。

「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」は、しっかりと牛肉のうまみが感じられる正真正銘の牛肉コロッケ。味付けについても、じゃがいもの風味、具材のうまみを生かすために、シンプルにすることを心がけました。

設計開発を担当している北海道フーズの久田さんは、「ひとつの調味料が目立ちすぎないようにバランスよく、シンプルな味付けを目指しました。上品なコクのある甘さを求めて三温糖を使用しています。お好みで、ソースをかけてもかけなくてもおいしく召し上がっていただける味付けになっていると思います」と話します。

株式会社北海道フーズ 設計開発担当 久田さん

株式会社北海道フーズ 設計開発担当 久田さん

特許製法の「コーティング技術」で
レンジ調理でも衣サクサク

揚げたてのような衣のサクサク感が楽しめるニチレイフーズ独自の「コーティング技術」

揚げたてのような衣のサクサク感が楽しめるニチレイフーズ独自の「コーティング技術」

電子レンジで温めるだけで、まるで揚げたてのような衣のサクサク感が楽しめる「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」。このサクサクの食感を実現させたのは、特許も取得しているニチレイフーズ独自の「コーティング技術」です。「じゃがいもの水分が衣に移行しにくく、衣の油分がじゃがいもに浸透しにくい、独自のコーティング技術を採用しています。この技術によって、レンジで温めてから時間が経っても、サクッとした食感のあるおいしいフライを実現しました」と、ニチレイフーズの大西さん。

衣の油が中にしみ込まないので、じゃがいものホクホクした食感も残り、その逆にコーティングのおかげで、具材のうまみを逃がさないという効果もあります。この商品が登場する以前、お弁当サイズ(27g前後)のコロッケでは、サクサク衣の商品を作っていましたが、大きいサイズではレンジ調理でここまで衣のサクサク感が続く商品はありませんでした。

「しっかりと厚みのある形で、1個あたり約70gと食べ応えのあるサイズ。ボリューム感があり、レンジ調理とは思えないクオリティだから、ぜひ夕食のメインとして食べてもらいたいです」と大西さん。特許技術によって、大きいサイズでサクサクのレンジコロッケが完成しました。

組合員さんの100人
モニターアンケートで
「83.5%」の評価を得て、
コープクオリティへ

2014年、「美味コープ」商品として登場した「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」。2016年には、あらためて「コープクオリティ」シリーズに加えるために、組合員さんを対象に100人モニターアンケートを実施しました。「おいしさの理由があきらか」で、「他の商品との違いが明確」、「100人規模の組合員モニターの8割以上がおいしいと評価」という3つの基準を満たした商品だけが「コープクオリティ」として認められます。

今回のモニターアンケートでは、83.5%の組合員さんが「CO・OPレンジで手作り風牛肉コロッケ」を「おいしい」と評価しました。

組合員さんの声

衣がサクサクしておいしいです。じゃがいもの甘味があり、ホクホクした感触で食べやすいです。ボリュームもあってよいと思います。 衣がサクサクしておいしいです。
牛肉とじゃがいもの具材のバランスがよく、衣がカリッとしていておいしい。飽きのこない味つけで、ポテト本来の味がしておいしい。 牛肉とじゃがいもの具材のバランスがよく、衣がカリッとしていておいしい。
レンジでここまで衣がサクサクなコロッケは今までに出会ったことがないくらい、中のじゃがいもと挽き肉の量もちょうどよく、中もべちゃべちゃにならず、味付けもしっかりとついていて、とてもおいしかった。 レンジでここまで衣がサクサクなコロッケは今までに出会ったことがないくらい、中のじゃがいもと挽き肉の量もちょうどよく、中もべちゃべちゃにならず、味付けもしっかりとついていて、とてもおいしかった。