ヒトとコトと

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「産直げん気鶏」使用。子どもの食べたい気持ちを育てるナゲットと肉だんご 生産者の顔が見える鶏肉で作られているから安心だね。「産直げん気鶏」使用。子どもの食べたい気持ちを育てるナゲットと肉だんご 生産者の顔が見える鶏肉で作られているから安心だね。

子どもは1歳6カ月頃を過ぎると、離乳食期を終えて、幼児食期に入ります。幼児食期になると“自分で食べたい”という気持ちが芽生え、自分の手で食べ物をつかんで食べる、つかみ食べをはじめ、徐々にスプーンやフォークが使えるようになっていきます。
そんな幼児食期のつかみ食べや、スプーンやフォークを使いはじめの子どもにも食べやすい食品の中から、ナゲットと肉だんごが「CO・OPきらきらステップ」シリーズに仲間入り。お子さんとママ・パパを応援する「CO・OPきらきらステップ」シリーズだからこそ、原材料や製造ラインまでママ・パパ目線でこだわりぬきました。

この商品は子育て中の組合員さんを応援する乳幼児商品シリーズ「CO・OPきらきらステップ」の商品です。

「CO・OPきらきらステップ」シリーズについて
各商品の基本的な調理方法やアレンジメニューもご紹介

原材料は、抗生物質や
合成抗菌剤不使用の飼料で
育てられた
「産直げん気鶏」

幼児食期に入り、食べられる食材が増えても、初めて食べる食材はまだまだ不安。子どもにとってもママ・パパにとっても、食べ慣れている食材は安心感があります。脂身の少ないささみなどが、離乳食初期から食べ始められるということもあって、鶏肉は、食べ慣れた安心感のある食材のひとつ。そこで、ナゲットと肉だんごは鶏肉をベースに作ることになり、数ある鶏肉の中から選ばれたのが「産直げん気鶏」でした。
鶏は、環境の変化に弱く大変デリケートな生きものなので、感染症や病気を防ぐため、抗生物質などの薬を飼料に混ぜて与えるのが一般的。そんな中、組合員さんから寄せられた「薬を与えていない鶏肉がほしい」「安心できる鶏肉が食べたい」という声に応えて誕生したのが「産直げん気鶏」です。徹底した鶏舎や飼料の管理のもと、抗生物質や合成抗菌剤を添加しない飼料で、健康で元気に育てられたこの鶏は、1997年の誕生以来、「臭みがなく、おいしい」「やわらかく、味がしっかりしている」と多くの組合員さんからご好評いただいています。
そんな「産直げん気鶏」を幼児食に使用すれば、「子どもが安心して食べられる商品が欲しい」と願う、子育て中の組合員さんにもっと喜んでいただける商品になるのでは、という想いから原材料として採用。製造を鹿児島県出水市に本社をおき「産直げん気鶏」の生産・加工を行うマルイ農協グループのマルイ食品株式会社(以下、マルイ食品)に依頼することになりました。

エサはマルイ農協グループのマルイ飼料(株)で自社生産された飼料を与えており、鶏は食事から健康を管理されています。

やわらかな食感と
手づかみしやすいスティック型。
「CO・OP国産若鶏の
スティックナゲット」

画像はイメージです

「CO・OP国産若鶏のスティックナゲット」は、「産直げん気鷄」のむね肉を使用し、硬いすじなどが残らないよう細かいミンチにして、やわらかな食感に仕上げたスティック状のナゲット。
アレルギーに配慮し、乳・卵は不使用。衣をつけるバッター液には小麦粉やトウモロコシを使用しています。香辛料は控えめにし、醤油やコンソメパウダーなどで、小さな子どもにも食べやすい薄味に仕上げています。また一般的には、見た目をよく仕上げるために着色料を使用することも多いチキンナゲットですが、本商品は着色料不使用。「子どもが食べるものは、なるべくシンプルな原材料で作ってほしい」というママ・パパの想いに応えました。
このナゲットは、実際に子育て中の組合員さんの声を、たくさん参考にさせていただいています。スティック型の形状になったのも、試食会での声がきっかけでした。

1度目の試食会で、当時試作中だった小判型ナゲットを食べていただいたところ、子どもが食べる様子を見た多くの組合員さんから「子どもの小さな手だと、小判型よりもスティック型の方が食べやすいと思う」という声が寄せられたのです。マルイ食品の土本さんは、「組合員さんの声を聞いてあらためて、お子さんが食べやすいサイズを検討し、通常の約半分の幅のスティック状にしたんです。形状を変更するために、機械の金型を作り直すだけでも一カ月、その他にも製造ラインの見直しなど、時間は相当かかりました」と振り返りました。
その後の試食会で、スティック型に改良したナゲットを試食していただくと、「衣が厚い」「もっとカリッと仕上げて欲しい」という声が寄せられました。「衣の厚さは当初から変更していなかったんです。でも、スティック状で細くなると、衣の存在感が増し、厚く、油っぽく感じるようになってしまったんです」。衣の厚さや食感をよくするために試行錯誤を繰り返し、子どもに食べやすいスティック型で食感の良い「CO・OP国産若鶏のスティックナゲット」が完成しました。

細かくきざんだ国産野菜入り、
ふんわりやわらか仕上げ。
「CO・OP国産若鶏を使った
肉だんご(にんじん・ごぼう入り)」

画像はイメージです

「CO・OP国産若鶏を使った肉だんご(にんじん・ごぼう入り)」は、「産直げん気鶏」のむね肉に、国産にんじん、国産ごぼう、国産たまねぎを混ぜあわせています。下処理に手間のかかる根菜類を、手軽に食べさせることができるため、ママ・パパにとってもうれしい一品です。
組合員さんから寄せられた「子どもが食べやすいよう野菜は細かくしてほしい」「なるべく薄味にしてほしい」という声を参考に、細かくひいたむね肉と細かくきざんだ野菜を混ぜあわせ、一度湯通ししてから蒸し上げる製法で、ふんわりやわらかな食感とやさしい薄味に仕上げました。
使い勝手の良いミニサイズなので、月齢に合わせて個数を調節することもできます。凍ったままスープや煮物の具材に、電子レンジ調理でそのままなど、いろいろなメニューに活用できるので、冷凍庫にストックしておくと便利です。

幼児食に手軽に
レバーが取り入れられる。
「CO・OP国産若鶏を使った
肉だんご(鶏レバー入り)」

画像はイメージです

「CO・OP国産若鶏を使った肉だんご(鶏レバー入り)」は、「産直げん気鶏」のむね肉と鶏レバー、国産たまねぎを混ぜ合わせてできています。
赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいる間に鉄分を蓄えています。生まれてからしばらくの間は、その貯蔵鉄で十分な鉄分を補えますが、成長するに従って蓄えていた貯蔵鉄は減少し、生後9カ月頃になると鉄分が不足してしまうことがあります。そのため、離乳食や幼児食に取り入れたいのが鉄分を含むレバーですが、レバーの調理は、血抜きやくさみ取りなどに大変手間がかかります。そんなレバーを手軽に食べさせたいというママ・パパの声に応えて作られたのが、この肉だんごです。
「CO・OP国産若鶏を使った肉だんご(鶏レバー入り)」の開発にあたり、試食会では組合員さんから「レバーをもっと入れてほしい」「においが気になる」などの声が寄せられました。組合員さんの声を参考にしながら、子どもが食べることを第一に考え、適度な鉄分量や食べやすい味わいになるように試作を重ね、レバーの配合量を約5%に決定しました※。
また、油で揚げるのではなく、一度湯通ししてから蒸し上げることで、ふんわりやわらかな食感で、くさみがなく、子どもが食べやすいやさしい味わいに仕上げています。凍ったままスープや鍋物に入れたり、電子レンジで加熱後、炒め物にするなど幅広いメニューに活用できます。

※この商品は、ビタミンAの過剰摂取にならないよう十分に注意して商品化しております。本品1個(約10g)に含まれるビタミンAは47μgです。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、ビタミンAの耐容上限量は0〜2歳が600μg/日となっているため1日3〜5個の目安量でお召し上がりいただけます。

はじめての幼児向け
商品開発に奮闘。

乳幼児向けのコープ商品には、他のコープ商品以上に厳しい基準が設けられています。マルイ食品では、これまでもたくさんのコープ商品の製造を行ってきましたが、初めての乳幼児向け商品の製造には、たくさんの課題がありました。
「一番課題となったのは、鶏の骨。小さな子どもは、骨があっても自分で吐き出せないこともあるため、厳しく確認することが求められました。処理場で取り除いても、人間の手でやっていることなので、どうしても細かなものが残ってしまう。100%にできなくても、なるべく100%に近づけようと、前処理の原料の段階で人の手と目で確認、X線を通し、骨を少しでも多く除去する体制を作りました。さらに、ミンチにするときには、できる限り細く挽くことにしました」と土本さん。
製造工場の選定・点検に携わる日本生協連の松沢さんは「厳しい点検・監査を何度も繰り返しました。通常のコープ商品の開発の2倍ほど期間を要しましたが、マルイ食品さんが前向きに何度も改善してくださって本当によかったです」と、今回の商品開発を振り返ります。「確かに厳しい点検でしたが、乳幼児向けにはここまでやるのが当然だとも感じています。今回の開発を乗り越えて、うちの工場でも、幼児食向けの製造が行えるという自信につながりました。組合員さんの声に応えられるよう、コープさんと一丸となって作ったので、たくさんの人に食べてもらいたいです」と土本さんは話しました。

はじめての幼児向け商品開発について熱く語る、マルイ食品株式会社 加工食品販売部 東日本加工食品販売課 課長代理 土本博文さん

「CO・OP国産若鶏のスティックナゲット」と「CO・OP国産若鶏を使った肉だんご(にんじん・ごぼう入り)」は、味付けから原料の産地、生産ラインに至るまで、子どもを想うママ・パパの目線でこだわりました。また、子どもにとっての食べやすさも追求しているので、つかみ食べやスプーンやフォークの練習にも便利。「食べること」をどんどん吸収する幼児食期におすすめです。