子どもに魚を食べてほしい、
そんな声から生まれた
ころっと焼
「子どもに魚を食べさせたいけど、なかなか食べてくれない」。そんなお悩みを抱えるご家庭は少なくありません。骨を取る手間や、魚特有のにおいなど、気になるポイントは多いものです。「CO・OPだし香る国産すり身とたまごのころっと焼」は、お子さんの食べやすさをとことん考えて開発されたお魚商品です。
この商品は子育て中の組合員さんを応援する乳幼児食シリーズ「CO・OPきらきらステップ」の商品です。
もくじ
「子どもに魚を食べさせたい」その願いに
真正面から向き合いました
この商品が生まれたのは、日本生活協同組合連合会から、製造元の昭和冷凍食品株式会社(以下、昭和冷凍食品)へのオファーがきっかけでした。当時の「きらきらステップ」シリーズの幼児食は、おやつ系やお肉を使ったおかずが中心。そこへ「魚を使った商品を作れないか」というリクエストが届きました。
背景にあったのは、組合員さんから寄せられるリアルな声でした。「子どもに魚を食べてほしいけれど、なかなか思うように食べてくれない」という悩みは根強く、魚を使った手軽な幼児食が求められていました。
昭和冷凍食品では、刻んだたこ入りのたこ焼きを製造していた経緯があり、「魚のすり身を使ったたこ焼きのようなものができないか」という話へと発展。「お子さんが嫌がらずに魚を食べられる商品を作ろう」、その一点を目指して開発がスタートしました。見た目はたこ焼きのように丸く、ころっとした形で、中身は魚のすり身を使ったやさしい味わいの商品。お子さんにも親しみやすく、やわらかい印象の「ころっと焼」という名前が選ばれました。
異例の開発期間をかけて
たどり着いた食べやすさ
「通常、当社での商品開発は長くても約1年。しかしこの商品には約2年5ヶ月という、社内でもトップクラスの開発期間がかかりました」と、振り返るのは開発当初からの担当者である昭和冷凍食品の小山良子さんです。
昭和冷凍食品株式会社 小山良子さん
その長い道のりには、いくつもの壁がありました。まず、商品に使用している国産すけとうだらのすり身は、昭和冷凍食品にとって初めて扱う食材でした。また、国産のキャベツやひじきも一緒に生地に練り込んだことで、製造経験のあるたこ焼きとは、食感の調整や生地のバランスが異なります。試作は30回ほどに及び、魚の食感を感じられつつ、お子さんが嫌がらないサイズ感に仕上げるまでに、多くの時間を費やしました。
においについては、使用するすけとうだらがタンパク質の変性を防ぐために砂糖が添加され、魚特有の臭みが出にくい処理を行なった原料だったこともあり、大きな課題にはなりませんでした。さらにいりこ粉末を使用することで、シンプルな素材の味を生かした風味づけを実現。これが商品名の「だし香る」に込められた意味です。
組合員さんの声が商品を
完成させてくれました
グループインタビューを開催し、お子さんと保護者の方に試作品を試食していただきながら、率直な感想をもとに改良を重ねてきました。
最初の試作品では「いりこの風味が強い」「ひじきの量が多い」といった課題が浮き彫りになりましたが、その度に素材の分量や配合を徹底して見直し。一つ一つの声に応えながら、丹念に商品を磨き上げていったのです。
見た目の色味についても、「ひじきが入ることで少し黒っぽく見える」という意見を取り入れ、にんじんパウダーを加えることで、ほんのり赤みを帯びた温かみのある色付けを行い、お子さんがより手に取りやすい姿へと改善。
こうした試行錯誤の結果、次第に好意的な声が増え、開発者だけでなく組合員さんと共に作り上げた自信作として、「CO・OP だし香る国産すり身とたまごのころっと焼き」は完成しました。
持ちやすく食べやすい。
毎日の食事に使いやすい商品に
1歳半ごろのお子さんが自分で手づかみで食べられることを前提に、大きさは直径約3.5cmの丸型に。持ちやすく、ちぎって食べられる絶妙なサイズです。電子レンジで温めるだけで食べられるので、忙しい毎日の中でも無理なく取り入れられます。朝ごはんやランチの一品に、夕食前のちょっとした食べつなぎに。大人が食べてもおいしい味わいなので、家族みんなの食卓に出せるのも嬉しいポイントです。うどんやスープの具材にするなど、アレンジを楽しむ声も届いています。
「お子さんに魚を食べさせることは、みなさん本当に苦労されています。手でつかんで食べやすい大きさの中に魚や野菜が入っていて、電子レンジで温めるだけ。ぜひ気軽に使ってみてください」と小山さん。
お子さんの食べやすさをとことん考えて開発された「CO・OPだし香る国産すり身とたまごのころっと焼」。これからも「CO・OPきらきらステップ」シリーズでは、組合員さんの声を生かした商品づくりに取り組んでいきます。
