国産にんじんと７種類の
果汁をミックスした
ジュースを20%配合
生協の人気商品「CO・OPミックスキャロット」を使用したゼリーが「CO・OPきらきらキッズ」シリーズに仲間入りしました。お子さんが食べやすいスティック型ゼリーの開発ストーリーをご紹介します。
この商品は子育て中の組合員さんを応援するキッズ向け幼児食シリーズ「CO・OPきらきらキッズ」の商品です。
「CO・OPミックスキャロット」の
おいしさをゼリーで再現
長年、組合員さんに愛され続けている「CO・OPミックスキャロット」は、国産にんじんと7種の果物（りんご、オレンジ、バナナ、パインアップル、ぶどう、みかん、レモン）をバランスよくブレンドした野菜果実ミックスジュース。
これを20％配合してゼリーにしたのが「CO・OPミックスキャロットスティックゼリー」です。
日幸製菓株式会社 向井義浩さん（2023年当時）
製造しているのは、岐阜県各務原（かかみがはら）市にある日幸（にっこう）製菓株式会社。コープの人気商品「CO・OPわいわいスティックゼリー」や「CO・OPるんるんスティックゼリー」の製造も手がけている会社です。
開発担当者は、生協から開発を依頼されたときのことをこう振り返ります。
「生協の人気No.１ジュースである『CO・OPミックスキャロット』の発売40周年記念商品として、ゼリーにできないかというお話を頂きました。以前から家族でミックスキャロットを愛飲していたので、ぜひこれをゼリーとして商品化したい、という想いで開発に取り組みました」。
しかし、その一方で人気商品だけに、多くの組合員さんから支持されているミックスキャロットの味をゼリーで再現できるか、というプレッシャーも感じたといいます。
「とにかく味を再現する、ということに全力を注ぎました。ゼリーにするとどうしても味が薄まった印象になってしまうので、ミックスキャロットジュースに合うフレーバーを探すため、果物系フレーバーと野菜系フレーバーをいろいろと試して、計11種類のフレーバーでバランスを整えました」と担当者。
同時にゼリーのおいしさを左右する大きな要素である食感についてもこだわりました。
目指したのは、ゼリーらしい弾むような食感です。20回以上の試作を繰り返し、約半年かけて、かたすぎず、やわらかすぎず、小さなお子さんが食べやすいプルプル食感に仕上げました。
独自技術を活かしたスティックタイプ
「CO・OPミックスキャロットスティックゼリー」は、お子さんが持ちやすい、長さ約12cmのスティックタイプです。
「わいわい・るんるんスティックゼリーを製造しているという強みがあったので最初からスティック型で提案しました。ゼリーは封を切るとどうしても離水と呼ばれる液だれがあるんですが、特殊な技術と配合で液が飛び散らない仕様になっています」と開発担当者。マジックカットになっているので、どこからでも簡単に開けられて便利です。
マジックカットで開けやすく、液だれもすくないので手軽に楽しめます
また、独自の殺菌技術を用いることにより、安心・安全にもこだわりました。
一般的によく使われている「ボイル殺菌製法」は、籠に入れた製品を熱湯の中に通して殺菌する方法ですが、その殺菌方法では、籠の中の中央にある製品の殺菌には不確実性が生じます。そこで独自に「ウェーブ殺菌製法」を導入。確実にゼリー1本1本を熱湯に通すことでムラのない殺菌を実現しました。
「ウェーブ殺菌製法」で1本1本、確実に殺菌しています。
持ち運びしやすいから
いろいろなシーンで楽しめます
少しずつ押し出して、小さなお子さんも手を汚さずに食べられるスティック型ゼリー。外遊びやお出かけの際に持ち歩いたり、お弁当のデザートなど、さまざまなシーンで楽しめます。
「CO・OPきらきらキッズ」シリーズの商品ではありますが、素材の甘さとほどよい酸味が楽しめるフルーティーなゼリーは、お子さんはもちろん、幅広い年代の方におすすめ。「野菜嫌いの子どももこのゼリーをきっかけに野菜への抵抗感がなくなった」、「おやつでも野菜や果物を摂ることができるのがうれしい」などの声が届いています。「CO・OPミックスキャロット」同様、親子で、3世代で楽しんでいただける商品です。
組合員さんの声
