ヒトとコトと

商品に携わる人と想い、伝えます。

2017年春、子育て世帯を応援するコープ・ブランド「CO・OPきらきらステップ」シリーズ誕生 離乳食の不安、ちょっとでも減るのはうれしい。2017年春、子育て世帯を応援するコープ・ブランド「CO・OPきらきらステップ」シリーズ誕生 離乳食の不安、ちょっとでも減るのはうれしい。

コープデリを始めるきっかけとして妊娠・出産を挙げる組合員さんは少なくありません。コープデリは子育て世帯の組合員さんを応援するために、様々なサービスや品揃えを充実させてきました。
そして、これまで以上にコープデリができることはなんだろう?という想いをカタチに、2017年春に「CO・OPきらきらステップ」シリーズが誕生。コープならではの「安心感」と「共感」が感じられることを商品コンセプトに、子育てに奮闘するママ&パパが「便利」「楽しい」「うれしい」と感じられるような商品を目指し、組合員さんとともに商品づくりを行いました。たくさんの組合員さんの想いが込められた開発ストーリーをご紹介します。

離乳食は手づくりしたい。
でも、いちから作るのは大変です。

お鍋でやわらかく炊いたご飯を、さらにすり潰してドロドロの状態に。いちから作るのは手間が多く大変です

「CO・OPきらきらステップ」シリーズの特徴は、ふだん離乳食を作っている組合員さんの意見を聞きながら、商品開発を行っていること。組合員のみなさんは、環境やコープデリをはじめたきっかけは違っても「子どもが生まれ、安全なものを食べさせたい」と口をそろえておっしゃいます。また赤ちゃんに食べさせるものは、できるだけ手作りをしたいという気持ちや原材料・価格への心配から「ベビーフードをそのままあげるのは抵抗がある。でも完全に手づくりも大変」という声も。そのため「CO・OPきらきらステップ」シリーズは手作り離乳食の助けになるような“素材型の冷凍食品”を中心とすることにしました。さらに組合員さんから希望の声が多い「国産原材料」「とことん原材料をシンプル」にこだわり、乳幼児向け食品に求められる安全性や品質に関する開発要件を新たに設けて、商品づくりを行っています。

「CO・OPきらきらステップ」シリーズ 
4つのこだわり

便利な冷凍食材

冷凍庫に買い置きしておいて、使いたいときにすぐ使えます。

組合員さんの想いをカタチに

実際に子育てしている組合員さんの声を聞き、商品開発を行っています。

自分なりの使い方ができる“素材型”

月齢に合わせて調理ができる、下ごしらえせず使える素材型商品です。

安心して利用してもらうために

仕入れ段階からの原材料管理や製造ラインの清浄性の確保などに加え、アレルゲン検査を生産ロットごとに実施しアレンルゲンの管理を強化しています。また、定期的に残留農薬や動物用医薬品、放射性物質などの検査を実施しています。

99人分のたくさんの声!

コープデリには、離乳食や乳児食に使える商品がたくさんありましたが、さらに子育て世帯の組合員さんの力になれるよう、乳幼児に特化した独自商品の開発を行うことになりました。
開発は、長年冷凍食品の開発を行ってきたコープネット事業連合と日本生協連の4人の職員が担当。

左)左から 草留 嘉久開発推進担当、二神 明光開発推進担当
右)左から 日本生活協同組合連合会 第二商品本部 冷凍食品部 調理冷食グループ 神津茜美さん、熊田昌子さん

最初に離乳食を開発するという話を聞いた時には、「コープがずっとやりたいと思っていたことができる」と思ったそうです。
「はじめての離乳食で『食べてくれない』『すごく時間がかかる』『何を食べさせていいかわからない』と、四苦八苦しながら離乳食づくりをする組合員さんに、コープだからできることがある!と思いました」と二神開発推進担当は言います。
しかし、これまでの商品開発の知識や基準を生かせるとはいえ、生まれて間もない赤ちゃんに与えるものでは配慮するところも違い、やるべきことが多い開発になることが予想できました。

そこで、まず行われたのが、実際に子育てしている組合員さんの生の声を聞くこと。これまでコープ商品の開発でも、組合員さんの試食やアンケートを行ってきましたが、子育て期間の悩みは、ライフスタイルや想いによって幅広く、様々。子育ての悩み・困っていること・要望を伺い、試作しては、実際に組合員さんに評価してもらい、赤ちゃんに食べてもらうことを繰り返しました。

2016年8月から2017年1月に行われたグループインタビューや試食会は計8回。66人の組合員さんと33人の赤ちゃんから、たくさんの意見を聞くことができました。
組合員さんからのもっとも多い要望は、「子どもには安心できるものを食べさせたい」ということ。その想いを受けて、「CO・OPきらきらステップ」シリーズの品質基準が決められていきました。
その他にも、「できる限り手作りしたいけど、全部作るのは大変」「添加物が入っていないものを選びたい」「できるだけ国産素材がいい」という商品全体への要望から、「ほうれん草も入れてほしい」「もっとやわらかい方がいい」「価格が高い!この価格なら自分で作ります」という、具体的な要望まで、たくさんのディスカッションをかさねて、商品が作られました。

グループインタビュー・試食会の様子。

安心して利用してもらうために。

コープ商品は、商品の設計、原材料の管理(リスクに応じた検査や点検)、品質管理(工場や商品の定期的な検査、査察)など、商品の安全や品質に関して、多くの独自の取り組みを行っています。
この「CO・OPきらきらステップ」シリーズでは、組合員さんに安心して利用してもらうため、乳幼児向け食品に求められる安全性や品質に関する開発要件を新たに設け、商品を作っています。たとえば、仕入れ段階からの原材料の管理や製造ラインの清浄性の確保などに加えて、アレルゲン検査を生産ロットごとに実施するなどしてアレルゲンの管理を強化したり、定期的な残留農薬や動物用医薬品、放射性物質などの検査を欠かさないようにしています。
シリーズ最初の商品は、離乳食向けのベーシックな食材として、おかゆ・うどん・白身魚を商品化することが決まると、まず開発担当者が始めたのは、コープの要件で離乳食向けの商品を作ることができる工場を探すことでした。今までコープ商品の製造をお願いしている工場でも、離乳食づくりに適した環境か再点検を行った上で、少数生産でも受け入れてくれる工場を探しました。
それぞれの商品づくりに対応できる工場と出会い試作を繰り返すこと約1年、組合員さんと開発担当者念願の商品が完成しました。

2017年春には離乳食期の定番食材であるおかゆ・うどん・白身魚の商品が登場し、その後も幼児食向け商品が登場し、ラインナップが増えていく予定です。今後さらに、「子育てって楽しい」と感じられるよう、離乳食・幼児食のラインナップを充実させていきます。